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地域密着型経営のススメ -人口減少対策は進めていますか?- 2

地域密着型経営のススメ
-人口減少対策は進めていますか?-

第2回目
地元ケーブルテレビにレギュラー出演 地域想う同世代の同志との出逢い

 前回の第1回目は人口減少問題について綴らせていただきました。この度以降につきましては、具体的にどう人口減少対策を進めていくかについて、私の思考と取り組みを事例にご紹介していければと思います。

 皆様は保険の仕事をどうお考えでしょうか?持論ですが、「保険の仕事をするにあたり、信用・信頼に足る人物でなければならない」と考えています。始めるきっかけを与えてくれた父に「保険の仕事は紙切れを何万円・何十万円で売るという、人を売る仕事、自分という人間が成長した分だけ結果が付いてくる」と教わり、この一言をあらゆる思考の根幹にし、結果が出ないのは全て自身が未熟だからだと、自責の念を抱くようにしています。

 また、ご契約の際、当然お客様から「困った時にこの人・この会社なら」と信用・信頼していただけたことが加入理由の一つでしょう。目先の数字を追いかけることも大切ですが、長期的なビジョンで人や会社を成長させ、ブランディングしていくことも、数字を伸ばす上で絶対に必要な取り組みですし、そのブランディングこそが人口減少対策であり、今後を勝ち抜いていくために必要な施策だと確信しています。

 ここで私及び私の地域の事例を紹介します。駆け出しだった約10年前、保険会社研修を受けずに保険代理業を始めた(父の契約を引き継いだ)ため、営業手法が全く分からず、手探りで試行錯誤を繰り返していました。その中で保険会社青年部の仲間達と飛び込み営業をしていた時期に、苦では無いものの「何て非効率なんだ」とひねくれた思いを抱いていました。そんな時にたまたま地元ケーブルテレビの番組で商工会議所青年部の方々が、地域の応援番組を放送していましたので、「これだ!」と即入会させていただき、現在もレギュラーとして地元鳴門を始め、徳島県下のお茶の間の方に、地元のお店の紹介や、様々な魅力をお伝えさせていただいています。

 テレビ出演により、人と会社のブランディングが図れますし、初対面にも関わらず「お!兄ちゃんテレビに出演しとる奴やな」と、障壁無く会話ができることが多くなったと共に、お客様からも顔が見え、地域のために頑張る存在として、信用・信頼を得られやすくなったかと思います。※「ワイワイYEG」で検索していただくと、YouTubeでも見ることができます。

 私はこの時に今後も一生愛する地元鳴門を拠点に頑張ると心に誓い、地域密着型経営を進めていくことに決めました。そして本当に良かったと思えることは、テレビに出演できたことではなく、地域を想う同世代の同志達に出逢えたことです。この同志達と今後も何十年、刺激し合い、成長し合いながら邁進していくのであろうと、より良き未来へのドアが開けました。

 保険の仕事には、人脈を作るのにまだ早いという考えは不要です。もし、後継予定者がいらっしゃるのであれば、今すぐにでも若手の集まりに飛び込ませてあげてください。

第2928号(週刊)  新日本保険新聞[生保版]2016年6月20日

過去のコラムは以下のとおりです。
第1回目 住んでいる町が消えてしまう・・・変化に適応した行動が急務
第2回目 地元ケーブルテレビにレギュラー出演 地域想う同世代の同志との出逢い
第3回目 縦や横のつながりの重要性増す SNSの積極活用で人間関係構築が容易に
第4回目 自社自身の人脈を地域に活かす「あの会社でなければ」と言われるために
第5回目 お客様の顔と名前どこまで覚えています 相手を想う挨拶 些細な会話が原点
第6回目 将来が心配な世帯増加 生保商品の必要性さらに高まる
第7回目 代理店の持つ人脈活用に期待 これまで以上のネットワーク構築が必要
第8回目 顧客情報を自社システムで一元管理 対応履歴こそが最大の財産 細かなやり取りを
第9回目 顧客情報の蓄積、データ化が命運握る 他業種との提携強化で収入源が変化
第10回目 5月には改正個人情報保護法が全面施行 机の上に個人情報記載の書類が・・・
第11回目 志を持つ地域の若手経営者とコラボ企画 新生活がスタートする今が好機
第12回目 地域情報サイトを運営 地域の人や事業者と共に成長する仕組作り
第13回目 人が来たくなるコンテンツは何か?
第14回目 他業種との積極的交流を 地域の中小企業経営者を獲得する
第15回目 保険でお客様の金銭的問題を解決する お金の大切さについて周知しよう
第16回目 顧客数増やす地道な努力 21世紀は分かち合う時代 『対面』の価値をいかに提供するか
第17回目 電子データの活用で広がる顧客からの感謝の幅 情報は代理店にとりかけがえのない「財産」 くれぐれも宝の持ち腐れにせぬように
第18回目 新たな収益源の確保を 自治体との“連携”をキーワードに
第19回目 保険とゴルフの相関関係 よろず屋でありコンサルタント 環境悪化しても必ず活路はある
第20回目 人こそが最大の商材 保険営業マンは頼られる「職人」
第21回目 代理店における採用活動を考える 自由度の高い保険ビジネスの魅力
第22回目 この十数年で業界、社会環境激変 今の業務フローに常に疑問持ち続け
第23回目 AIに取って代わられるのか? 保険の素晴らしさを再認識 保険の仕事は商品よりも人 人と人とが信頼しつながることで成り立つ
第24回目 近隣のハザードマップを用意していますか 顧客、知友人にもぜひともご案内を
第25回目 ビジネスに繋がる人間関係の構築を推奨 地域の団体やコミュニティに所属することは地域貢献
第26回目 さまざまな2018年問題 加速する子どもの減少 地域貢献としてセミナー、催しを積極開催
第27回目 自主的にコンプライアンス順守を徹底することが自らを守る 保険会社から親離れする時に 自ら考え行動することが急務
第28回目 強いチームは皆、同じ方向に向けて進んでいる 組織として機能し続けることが不可欠 強い組織には『イズム』がある
第29回目 災害救助法について把握しておこう 緊急時の顧客への対応体制を構築する 各地で相次ぐ大規模天災 代理店としてどう対応すべきか
第30回目 相次ぐ天災、保険の大切さを痛感 こんな時こそ代理店が「ヒーロー」に

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