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地域密着型経営のススメ -人口減少対策は進めていますか?- 26

地域密着型経営のススメ
-人口減少対策は進めていますか?-

第26回目
さまざまな2018年問題
加速する子どもの減少
地域貢献としてセミナー、催しを積極開催

 今年2018年は節目の年として、さまざまな「2018年問題」があります。まず、雇用形態や契約期間に関する2018年問題。そして、少子化と大学進学者が減少に転じると予測される教育分野の2018年問題、これまで不足しているとされていたオフィスビルが供給過剰で余り始めると予測されている不動産分野の2018年問題、介護報酬・診療報酬の同時改定に関する医療分野の2018年問題と、多数の問題が現実に起きています。

 なかでも保険業に関係する問題と言えば、教育分野の問題です。

 2018年頃から、少子化の影響で18歳以下の人口が加速度的に減少すると見込まれています。このことにより、大学の定員割れが生じ、多数の私立大学が閉学等の問題を抱え、存続に向けた学生の獲得競争の過熱が考えられています。近い将来、学生の減少を乗り切るために授業料を上げる大学が出てくることが予想されています。この教育費が増えれば、ライフプランの見直しが必要になることも考えられますので、この問題についてチェックが必要です。

 そしてこの問題の要因には、以下の様な流れがあると言われています。

 男女共に結婚する人が減少 → 結婚しても子どもを作らなく、作っても少人数の家庭が増加(離婚率も増加) → 経済成長の鈍りで多くの人が正社員になれなくなっているため、子どもを産み育てる経済的余力がなくなっている → 子どもを産んで育てたいが、女性が働きに出るための保育所が足りない、という流れです。また、女性の高学歴化で、かつては多くの人が20代で第一子を産んでいたのが、今では過半数の人が30歳を過ぎるようになり、大人数を産まなくなったなど、さまざまな理由が重なっています。皆様の地域では、異なる流れがありますでしょうか。

 保険のセールスパーソンは上記のような結婚やお金・家計の問題を解決する職業でもあります。出会いや婚活パーティーを主催したり、お見合いの仲人役・お世話役となってどんどん人脈を築いていったりする方、貯蓄や資金作りなどお金に関するセミナーを積極的に展開されたり、将来設計や資産運用のアドバイスを強みにしている方など、意外とこういった方々は、日本のどの地域にもいらっしゃるのではないでしょうか。

 特にお金の問題については、結婚・出産・マイホーム購入といった早いタイミングで、しっかりとアドバイスしておくことは、お客様の将来をより良きものにするための大切な仕事です。

 保険の営業手法は多種多様ですが、このような仕事は人口減少対策としての役割を担ってらっしゃいますし、立派な地域貢献をされています。皆様の代理店や身近な所でこれらの様な動きをされている方がいらっしゃれば是非応援してください。

第3023号(週刊)  新日本保険新聞[生保版]2018年6月11日

過去のコラムは以下のとおりです。
第1回目 住んでいる町が消えてしまう・・・変化に適応した行動が急務
第2回目 地元ケーブルテレビにレギュラー出演 地域想う同世代の同志との出逢い
第3回目 縦や横のつながりの重要性増す SNSの積極活用で人間関係構築が容易に
第4回目 自社自身の人脈を地域に活かす「あの会社でなければ」と言われるために
第5回目 お客様の顔と名前どこまで覚えています 相手を想う挨拶 些細な会話が原点
第6回目 将来が心配な世帯増加 生保商品の必要性さらに高まる
第7回目 代理店の持つ人脈活用に期待 これまで以上のネットワーク構築が必要
第8回目 顧客情報を自社システムで一元管理 対応履歴こそが最大の財産 細かなやり取りを
第9回目 顧客情報の蓄積、データ化が命運握る 他業種との提携強化で収入源が変化
第10回目 5月には改正個人情報保護法が全面施行 机の上に個人情報記載の書類が・・・
第11回目 志を持つ地域の若手経営者とコラボ企画 新生活がスタートする今が好機
第12回目 地域情報サイトを運営 地域の人や事業者と共に成長する仕組作り
第13回目 人が来たくなるコンテンツは何か?
第14回目 他業種との積極的交流を 地域の中小企業経営者を獲得する
第15回目 保険でお客様の金銭的問題を解決する お金の大切さについて周知しよう
第16回目 顧客数増やす地道な努力 21世紀は分かち合う時代 『対面』の価値をいかに提供するか
第17回目 電子データの活用で広がる顧客からの感謝の幅 情報は代理店にとりかけがえのない「財産」 くれぐれも宝の持ち腐れにせぬように
第18回目 新たな収益源の確保を 自治体との“連携”をキーワードに
第19回目 保険とゴルフの相関関係 よろず屋でありコンサルタント 環境悪化しても必ず活路はある
第20回目 人こそが最大の商材 保険営業マンは頼られる「職人」
第21回目 代理店における採用活動を考える 自由度の高い保険ビジネスの魅力
第22回目 この十数年で業界、社会環境激変 今の業務フローに常に疑問持ち続け
第23回目 AIに取って代わられるのか? 保険の素晴らしさを再認識 保険の仕事は商品よりも人 人と人とが信頼しつながることで成り立つ
第24回目 近隣のハザードマップを用意していますか 顧客、知友人にもぜひともご案内を
第25回目 ビジネスに繋がる人間関係の構築を推奨 地域の団体やコミュニティに所属することは地域貢献
第26回目 さまざまな2018年問題 加速する子どもの減少 地域貢献としてセミナー、催しを積極開催
第27回目 自主的にコンプライアンス順守を徹底することが自らを守る 保険会社から親離れする時に 自ら考え行動することが急務
第28回目 強いチームは皆、同じ方向に向けて進んでいる 組織として機能し続けることが不可欠 強い組織には『イズム』がある

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