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地域密着型経営のススメ -人口減少対策は進めていますか?- 28

地域密着型経営のススメ
-人口減少対策は進めていますか?-

第28回目
強いチームは皆、同じ方向に向けて進んでいる
組織として機能し続けることが不可欠
強い組織には『イズム』がある

 県外の10人前後の代理店へ複数社お伺いする機会がありまして、ヒアリングや情報交換等を行ってきましたので、それについての考察をまとめます。

 今回お伺いした代理店は全て10人前後ということもあり、家族経営から脱却し役割分担もできている代理店ばかりでした。しかし、代理店主である経営者の考え方一つで、それぞれの形や成長速度も大きく異なりました。何が良い政策であるかに答えはありませんが、少なからず一つの会社としてスタッフの意志が統一され、組織化ができているかどうかが伸びる代理店のポイントと感じます。

 よくある代理店例として、一人のスーパー営業マンである店主がいる代理店。代理店の顔であり、この方がいるから数字が伸びています。しかし、この方がいなくなると成り立たなくなってしまうであろう事業承継ができていない代理店が多いように思います。また、「営業マンに任せている」と良くは聞こえますが、結局は管理不足で結果はいま一つということも。反対に大きく伸びている代理店は、店主が経営に主軸を置き、スタッフに教育をしながら営業は任せ、目先の数字作りでなく長期的に伸びる会社づくりに尽力しています。

 話は変わり、経営難に陥っていた大阪府のユニバーサルスタジオジャパンを劇的にV字回復させた人物として知られる森岡毅氏、高等数学を用いた独自の確率統計ノウハウによる戦略理論と多くの奇抜なアイデアで見事再建させたのですが、彼がいたのはわずか約6年半という短い期間です。強い組織は伸びるべくしたイズムがあります。「自分がいなくなっても自分で魚を釣れるように機能し続ける状態を作ることが仕事」とインタビューの中で答えられていました。代理店も店主不在や退職、経営者交代でも伸び続ける組織こそが長期的に顧客のことを考えているということで、顧客を安心させることができるのではないでしょうか。

 話は戻り、10人前後となると役割分担はできていてかつ数字は重ねているものの、一人ひとりがバラバラで同じ方向を向いていないことがしばしばです。スポーツに置き換えると強いチームには必ず目標があり、同じ方向を向いているものです。ついこの間、サッカーワールドカップロシア大会で感動を与えてくれたサッカー日本代表11人が好き勝手に動いていては絶対に勝利を勝ち取ることなんてできなかったでしょう。監督がいて、キャプテンがいて、チームとして良い雰囲気づくりをし、一つの目標に向かって前へ進み、それぞれが尊重し合っていたからこその結果です。

 チームの雰囲気というのも代理店によっては異なりまして、訪問を重ねているとよく分かります。ぜひ、サッカー日本代表のように地域から応援したくなるような(保険を任せたくなるような)会社でありチームを目指してください。

 ▼保険代理店の伸びる組織づくりにMIC-ViewSystemをご活用ください。
 https://www.viewsystem.co.jp/

第3031号(週刊)  新日本保険新聞[生保版]2018年8月13日

過去のコラムは以下のとおりです。
第1回目 住んでいる町が消えてしまう・・・変化に適応した行動が急務
第2回目 地元ケーブルテレビにレギュラー出演 地域想う同世代の同志との出逢い
第3回目 縦や横のつながりの重要性増す SNSの積極活用で人間関係構築が容易に
第4回目 自社自身の人脈を地域に活かす「あの会社でなければ」と言われるために
第5回目 お客様の顔と名前どこまで覚えています 相手を想う挨拶 些細な会話が原点
第6回目 将来が心配な世帯増加 生保商品の必要性さらに高まる
第7回目 代理店の持つ人脈活用に期待 これまで以上のネットワーク構築が必要
第8回目 顧客情報を自社システムで一元管理 対応履歴こそが最大の財産 細かなやり取りを
第9回目 顧客情報の蓄積、データ化が命運握る 他業種との提携強化で収入源が変化
第10回目 5月には改正個人情報保護法が全面施行 机の上に個人情報記載の書類が・・・
第11回目 志を持つ地域の若手経営者とコラボ企画 新生活がスタートする今が好機
第12回目 地域情報サイトを運営 地域の人や事業者と共に成長する仕組作り
第13回目 人が来たくなるコンテンツは何か?
第14回目 他業種との積極的交流を 地域の中小企業経営者を獲得する
第15回目 保険でお客様の金銭的問題を解決する お金の大切さについて周知しよう
第16回目 顧客数増やす地道な努力 21世紀は分かち合う時代 『対面』の価値をいかに提供するか
第17回目 電子データの活用で広がる顧客からの感謝の幅 情報は代理店にとりかけがえのない「財産」 くれぐれも宝の持ち腐れにせぬように
第18回目 新たな収益源の確保を 自治体との“連携”をキーワードに
第19回目 保険とゴルフの相関関係 よろず屋でありコンサルタント 環境悪化しても必ず活路はある
第20回目 人こそが最大の商材 保険営業マンは頼られる「職人」
第21回目 代理店における採用活動を考える 自由度の高い保険ビジネスの魅力
第22回目 この十数年で業界、社会環境激変 今の業務フローに常に疑問持ち続け
第23回目 AIに取って代わられるのか? 保険の素晴らしさを再認識 保険の仕事は商品よりも人 人と人とが信頼しつながることで成り立つ
第24回目 近隣のハザードマップを用意していますか 顧客、知友人にもぜひともご案内を
第25回目 ビジネスに繋がる人間関係の構築を推奨 地域の団体やコミュニティに所属することは地域貢献
第26回目 さまざまな2018年問題 加速する子どもの減少 地域貢献としてセミナー、催しを積極開催
第27回目 自主的にコンプライアンス順守を徹底することが自らを守る 保険会社から親離れする時に 自ら考え行動することが急務
第28回目 強いチームは皆、同じ方向に向けて進んでいる 組織として機能し続けることが不可欠 強い組織には『イズム』がある

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