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地域密着型経営のススメ -人口減少対策は進めていますか?- 31

地域密着型経営のススメ
-人口減少対策は進めていますか?-

第31回目
異常な天災相次ぐ1年
代理店にとっても多忙な年に
代理店自らの「万一」を考える必要も
組織化で本当の安心感を提供

 前回コラムに引き続き平成最後の年である今年の異常な天災についての話題ですが、皆様の地域ではいかがでしたでしょうか。今年何らかの被害に遭われたお客様は非常に多かったかと思います。損保をされている代理店の皆様は大雪、台風、竜巻、水害、地震と事故対応に忙しく走り回られたことでしょう。

 しかし今年は代理店にとって忙しい1年であった反面、お客様から感謝されるタイミング(保険金支払い)が多い1年であり、お客様が天災によりリスクを見直すきっかけとなる1年でもあり、お客様が保険や代理店のことを身近に感じてくださる1年だったのではないでしょうか。

 同じ徳島県下の代理店仲間の事例ですが、台風21号により被害のあった約150件のお客様を全てお一人で回ったとか。忙しかった中でも、加入済みの保険の見直しや以前から提案していた保険の加入等により、1ヵ月に1000万円超の増収があったようで、やはり事故対応をしっかりとするかしないかで、信頼度や収入保険料が大きく変わってくることが分かりやすく営業結果として表れた事例だったかと思います。

 事故対応方法には代理店によって様々かと思いますが、人と人とが対面し、顔を見ながら相手のことを考えて話と行動をすることは、日本人にとってはまだまだ必要であり続けるだろうと感じた次第です。

 ですが一方ではお客様ではなく、その担当者本人が急な病気や事故で担当できなくなってしまうというリスクも存在します。保険代理店にとっての一番大きなリスクとはこんなところにあるのではと考えます。場合によっては一気に数千万円の減収となりかねない問題です。

 お客様に本当の安心感を提供するには、事務員が電話フォローしたり、種目ごとに営業担当を分けたり、サブの営業担当を付けたりと、複数名でフォローすることが必要であり、不安に感じてもらわないようそのリスクを潰すため、組織化が必須でしょう。

 近年保険代理店に勤務される方の平均年齢が上がっています。お客様を後世まで守り続けていくためには事業承継や組織化、業務の効率化、改正保険業法対応、それに日頃の増収や顧客対応等と、代理店が解決していなければならない問題は山積みです。保険会社もそれらが解決できていない代理店よりできている代理店を優遇するのは至極当然のことですよね。

 顧客管理システム等を駆使して、お客様の情報を組織で共有し、永続的にお守りしていく体制を是非築いてください。

▼MIC-ViewSystem(ビューシステム)は、お客様をランク別、種目別、エリア別、様々な分類に分けて複数名でフォローする体制作りを始め、解決していかなければならない問題を解決するお手伝いさせていただきます。
https://www.viewsystem.co.jp/

第3043号(週刊)  新日本保険新聞[生保版]2018年11月12日

過去のコラムは以下のとおりです。
第1回目 住んでいる町が消えてしまう・・・変化に適応した行動が急務
第2回目 地元ケーブルテレビにレギュラー出演 地域想う同世代の同志との出逢い
第3回目 縦や横のつながりの重要性増す SNSの積極活用で人間関係構築が容易に
第4回目 自社自身の人脈を地域に活かす「あの会社でなければ」と言われるために
第5回目 お客様の顔と名前どこまで覚えています 相手を想う挨拶 些細な会話が原点
第6回目 将来が心配な世帯増加 生保商品の必要性さらに高まる
第7回目 代理店の持つ人脈活用に期待 これまで以上のネットワーク構築が必要
第8回目 顧客情報を自社システムで一元管理 対応履歴こそが最大の財産 細かなやり取りを
第9回目 顧客情報の蓄積、データ化が命運握る 他業種との提携強化で収入源が変化
第10回目 5月には改正個人情報保護法が全面施行 机の上に個人情報記載の書類が・・・
第11回目 志を持つ地域の若手経営者とコラボ企画 新生活がスタートする今が好機
第12回目 地域情報サイトを運営 地域の人や事業者と共に成長する仕組作り
第13回目 人が来たくなるコンテンツは何か?
第14回目 他業種との積極的交流を 地域の中小企業経営者を獲得する
第15回目 保険でお客様の金銭的問題を解決する お金の大切さについて周知しよう
第16回目 顧客数増やす地道な努力 21世紀は分かち合う時代 『対面』の価値をいかに提供するか
第17回目 電子データの活用で広がる顧客からの感謝の幅 情報は代理店にとりかけがえのない「財産」 くれぐれも宝の持ち腐れにせぬように
第18回目 新たな収益源の確保を 自治体との“連携”をキーワードに
第19回目 保険とゴルフの相関関係 よろず屋でありコンサルタント 環境悪化しても必ず活路はある
第20回目 人こそが最大の商材 保険営業マンは頼られる「職人」
第21回目 代理店における採用活動を考える 自由度の高い保険ビジネスの魅力
第22回目 この十数年で業界、社会環境激変 今の業務フローに常に疑問持ち続け
第23回目 AIに取って代わられるのか? 保険の素晴らしさを再認識 保険の仕事は商品よりも人 人と人とが信頼しつながることで成り立つ
第24回目 近隣のハザードマップを用意していますか 顧客、知友人にもぜひともご案内を
第25回目 ビジネスに繋がる人間関係の構築を推奨 地域の団体やコミュニティに所属することは地域貢献
第26回目 さまざまな2018年問題 加速する子どもの減少 地域貢献としてセミナー、催しを積極開催
第27回目 自主的にコンプライアンス順守を徹底することが自らを守る 保険会社から親離れする時に 自ら考え行動することが急務
第28回目 強いチームは皆、同じ方向に向けて進んでいる 組織として機能し続けることが不可欠 強い組織には『イズム』がある
第29回目 災害救助法について把握しておこう 緊急時の顧客への対応体制を構築する 各地で相次ぐ大規模天災 代理店としてどう対応すべきか
第30回目 相次ぐ天災、保険の大切さを痛感 こんな時こそ代理店が「ヒーロー」に
第31回目 異常な天災相次ぐ1年 代理店にとっても多忙な年に 代理店自らの「万一」を考える必要も 組織化で本当の安心感を提供
第32回目 顧客が困ったときに思いだしてもらえるか 相談に乗れる存在になる 情報が保険販売に変わり収益に
第33回目 地方の目立つ自動車保険依存の収益構造 自動運転のニュースには敏感 生保代理店・損保代理店で情報交換の場を設定 代理店間で情報量に圧倒的な差

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