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地域密着型経営のススメ -人口減少対策は進めていますか?- 32

地域密着型経営のススメ
-人口減少対策は進めていますか?-

第32回目
顧客が困ったときに思いだしてもらえるか
相談に乗れる存在になる
情報が保険販売に変わり収益に

 先日ご縁をいただきまして、志の高い代理店が集まるとある会に参加し、2日間に渡り勉強や情報交換、懇親を図らせていただきました。やはり数十年かけて収保が微増する代理店と、数年の間に大きく成長される代理店とでは、志や行動力が全然違いますね。

 改正保険業法における体制整備に悩んでいたのはかなり過去の話のようでした。地方にいても、能動的かつ定期的にこういった機会や情報をできるだけキャッチしにいかなければ、前者の代理店は後者の代理店に勝負せずして負けていると感じた次第です。

 今回は有料の機会につき、参加により学んだ具体的な中身は割愛させていただきますが、知り合った代理店経営者様がこんなことをおっしゃっていました。「保険の仕事はお客様が困った時に思い出してもらえる存在、相談に乗れる存在であるかどうかが全てだよ」と。

 人にはマイホーム等の買い物、離婚、病気、身内の不幸、相続等々、お金について考える場面が必ずあります。個人の方でしたら事故で相談される以外に、こういった相談を受けるかどうか。 

 法人経営者も同様で、日々お金について考え、悩み多き立場であるため、業務支援、ビジネスマッチング、人材の確保と育成、事業承継、資産運用等々、誰に相談したらよいかの場面で顔を思い出してもらえるよう日頃から尽力しておくことが大切ということでした。

 良き相談相手になれるか、良き情報提供ができるか、良き人を紹介できるか、そういう意味で保険代理業は、個人のお客様には生活支援業として、法人のお客様には経営支援業としてサービスを提供していく必要があります。

 まさに地域密着型経営を展開する保険代理店にぴったりはまるサービスではないでしょうか。提供する情報は善意ですが本来無料ではありません。この情報が保険商品販売に変わり、収益に変わります。そしてその情報が地域でオンリー1やナンバー1であればあるほど強みとなります。

 これはわざわざ営業に移動時間や交通費がかかる広い商圏で勝負をする必要が無く、狭い商圏で「〇〇のことなら□□さん、△△会社に相談したらいいよ」と口コミが広がることで、お客様のもとへの移動時間や交通費も不要となりかつ多くの方が来店していただける仕組みかと思います。

 保険代理業を生活支援業及び経営支援業として、人が相談したくなる仕組み、来店したくなる仕組みを今一度考えてみてはいかがでしょうか。

▼MIC-ViewSystem(ビューシステム)は、あらゆる人脈やネットワークをサービスにフル活用できるよう人の情報管理をお手伝いさせていただきます。
https://www.viewsystem.co.jp/

第3047号(週刊)  新日本保険新聞[生保版]2018年12月10日

過去のコラムは以下のとおりです。
第1回目 住んでいる町が消えてしまう・・・変化に適応した行動が急務
第2回目 地元ケーブルテレビにレギュラー出演 地域想う同世代の同志との出逢い
第3回目 縦や横のつながりの重要性増す SNSの積極活用で人間関係構築が容易に
第4回目 自社自身の人脈を地域に活かす「あの会社でなければ」と言われるために
第5回目 お客様の顔と名前どこまで覚えています 相手を想う挨拶 些細な会話が原点
第6回目 将来が心配な世帯増加 生保商品の必要性さらに高まる
第7回目 代理店の持つ人脈活用に期待 これまで以上のネットワーク構築が必要
第8回目 顧客情報を自社システムで一元管理 対応履歴こそが最大の財産 細かなやり取りを
第9回目 顧客情報の蓄積、データ化が命運握る 他業種との提携強化で収入源が変化
第10回目 5月には改正個人情報保護法が全面施行 机の上に個人情報記載の書類が・・・
第11回目 志を持つ地域の若手経営者とコラボ企画 新生活がスタートする今が好機
第12回目 地域情報サイトを運営 地域の人や事業者と共に成長する仕組作り
第13回目 人が来たくなるコンテンツは何か?
第14回目 他業種との積極的交流を 地域の中小企業経営者を獲得する
第15回目 保険でお客様の金銭的問題を解決する お金の大切さについて周知しよう
第16回目 顧客数増やす地道な努力 21世紀は分かち合う時代 『対面』の価値をいかに提供するか
第17回目 電子データの活用で広がる顧客からの感謝の幅 情報は代理店にとりかけがえのない「財産」 くれぐれも宝の持ち腐れにせぬように
第18回目 新たな収益源の確保を 自治体との“連携”をキーワードに
第19回目 保険とゴルフの相関関係 よろず屋でありコンサルタント 環境悪化しても必ず活路はある
第20回目 人こそが最大の商材 保険営業マンは頼られる「職人」
第21回目 代理店における採用活動を考える 自由度の高い保険ビジネスの魅力
第22回目 この十数年で業界、社会環境激変 今の業務フローに常に疑問持ち続け
第23回目 AIに取って代わられるのか? 保険の素晴らしさを再認識 保険の仕事は商品よりも人 人と人とが信頼しつながることで成り立つ
第24回目 近隣のハザードマップを用意していますか 顧客、知友人にもぜひともご案内を
第25回目 ビジネスに繋がる人間関係の構築を推奨 地域の団体やコミュニティに所属することは地域貢献
第26回目 さまざまな2018年問題 加速する子どもの減少 地域貢献としてセミナー、催しを積極開催
第27回目 自主的にコンプライアンス順守を徹底することが自らを守る 保険会社から親離れする時に 自ら考え行動することが急務
第28回目 強いチームは皆、同じ方向に向けて進んでいる 組織として機能し続けることが不可欠 強い組織には『イズム』がある
第29回目 災害救助法について把握しておこう 緊急時の顧客への対応体制を構築する 各地で相次ぐ大規模天災 代理店としてどう対応すべきか
第30回目 相次ぐ天災、保険の大切さを痛感 こんな時こそ代理店が「ヒーロー」に
第31回目 異常な天災相次ぐ1年 代理店にとっても多忙な年に 代理店自らの「万一」を考える必要も 組織化で本当の安心感を提供
第32回目 顧客が困ったときに思いだしてもらえるか 相談に乗れる存在になる 情報が保険販売に変わり収益に
第33回目 地方の目立つ自動車保険依存の収益構造 自動運転のニュースには敏感 生保代理店・損保代理店で情報交換の場を設定 代理店間で情報量に圧倒的な差

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